焦点

でっかいことに焦点を

2009-01-01から1年間の記事一覧

090025: ぼくらの頭脳の鍛え方必読の教養書400 冊  

立花隆 佐藤優 著知の巨人と知の怪物の二人がそれぞれ200冊ずつ、計400冊の読書、特に若者に向けたブックガイドを挙げつつ、日本について、世界について語り合った本。二人の思想の是非はおいておいたとしても、思考については本当にレベルが高い。しっかり…

090024: はじめての宗教論右巻 見えない世界の逆襲  

佐藤 優 著元外交官、知の怪物との異名を持つ著者が、キリスト教、特にプロテスタントとしての視点から見えない世界の中の宗教について書いた本。キリスト教をはじめ宗教は人間が考えるもとになっている。聖書に書かれているナイスは物事の両面からかかれて…

090023: 天国の本屋

松久淳+田中渉 著めずらしい2人共著の本。主人公は人生に特別な意味を見出せていない大学生。就職活動で立て続けに20社ほど失敗し、いろいろ悩んでいる状態で入ったコンビニで、変なおじいさんに声をかけられる。主人公は逃げようとしたが、2、3言交わ…

090022: 大人のための文章道場  

樋口雄一 著下手な文章を丹念に読み、添削した総数が日本一か、少なくとも日本で十本の指には入るという樋口さんが書いた、文章をうまく書くための実践的なコツとそのコツを用いた添削例が載っている本。個人的には二章が特に参考になっている。文章を書くと…

090021: 脳とサムシンググレート  

養老孟司村上和雄茂木健一郎竹内薫 著三人の科学者と一人のジャーナリストが1991年に行った対談と、ジャーナリストの竹内さんが各自とそれぞれ対談したものがまとまった超豪華本。対談は1991年のものにもかかわらず、まったく色あせていない。そんなに昔に行…

ドリル5  

大人用お子さまランチ子供用名刺入れ

090020: 日本国辺境論  

内田 樹 著辺境であることが日本人の思考や体に染み着いているという考えを補助線として、様々な日本人的特質について考察している本。著者曰く、この辺境を軸とした分析の大部分は過去にやりつくされており、今回の本は改めて取り上げただけだという。ただ…

ドリル4  

新聞紙サイズの便せんノートサイズのプリンタ

ドリル3  

ベッド本棚マルチラック

090019: 脳を活かす仕事術  

茂木 健一郎 著脳科学者の茂木健一郎さんが、仕事術について書かい本。いくつも参考になりそうなやりかたがかいてあった。たとえば、若干厳しいハードルを設定してそれをクリアする。コンフォードゾーンを出たところの初めての感覚を大事にする。一秒で仕事…

ドリル2  

定期入れホットケーキマグカップ

090018: 電話応対のルールとマナー  

北原 千園実 著Igloo dining 絵ビジネス電話の作法について基礎から応用までステップごとに可愛い絵と文章で書かれた本。内容は、電話にでる前に、から始まり、電話を受けるとき、電話をかけるとき、困ったときの対処法(クレーム電話など)、と続き、最後はセ…

090017: 読ませる!文章術  

沼田 裕 著文章術について、テンプレートを軸として書かれた本。7つのテンプレートを用いて、読ませる文章がかけるというコンセプト。その他重要な部分は、タイトルに拘る。いきなり読ませる文章をかける人以外は、推敲して磨きをかけるなど。ただ、やはり目…

企画のネタ帳: ドリル1  

山口照美 著毎日1ドリルを行う。今日は一つ目。?プリンター?包丁(杖の部分)?トースターなぜ??ニーズがない??包丁らしさ、で売るにはあまり変なのもよくないのかもしれない?ただないだけ、としか考えられない実現したらどうなる??リビングにはえる?若い女…

雑感: 空気の変化

最近空気の冷えが著しい。朝感じる空気。昼の暖かい空気。夜再び冷えてくる空気。そんな一日。何を感じるか、どう感じるか。普段何をどのように考えているのか?考える、とはどういうこと、もしくは状態なのか?以下、この問に答えてみる。考えるといって想…

090016: 思考の整理学

外山 滋比古(とやま しげひこ) 著この本の帯に「100万部突破。」や、「東大・京大で1番読まれた本」と書いてあることに惹かれ、読んでみた。まずはグライダー人間と飛行機人間についての記述から始まる。自分で飛べないか、自分で飛べるか。そのように分…

090015: 自由をつくる 自在に生きる:

森 博嗣 著押井守監督が映画化した「スカイクロラ」の原作者。森博嗣さんは、元国立大学の先生で、一時期は先生と作家と兼業し、現在は作家のみ。先生をしている傍ら約10年で本を100冊書いたとか書いていないとか・・・。この本はそんな作者が、「自由…

090014: 絶妙な『教え方』の技術  

戸田昭直 著主にビジネスの場面で、部下を成長させるためにどういうことをすればいいのか、について書いてある本。基本的な人間関係からはじまり、最後にはいわゆるやりにくい相手に対する対処法まで、ステップを踏みながらアイデアを書いてくれている。一番…

090013: マイクロソフトでは出会えなかった天職  

ジョン・ウッド 著マイクロソフトが最も発展していた90年代に、マイクロソフトのマーケティングディレクターとして活躍していた著者が、夢そして他人のために会社をやめ、一生懸命突っ走っている物語。夢の内容は、発展途上国の子供たちに本を送る、贈るこ…

090012: 3本線ノート術  

橋本和彦 著この本はすごい。ノートに3本の線をひいて、それぞれのスペースに違った内容のことを書くことで考えが整理され、新たなアイデアまで浮かぶというコンセプトの本。なにがすごいって、とっかかりやすさに比べ、適用範囲の広さと結果の現れ方が非常…

090011: 坊っちゃん

夏目漱石 著最近、昔の本も読もうと心がけています。そこでまず読んだ本は、夏目漱石の名作「坊っちゃん」。およそ一年前に、同じ夏目漱石の「こころ」を読もうと思ったことがありましたが、そのときは文体になじめず途中で挫折していました。しかし、それか…

090010: さあ、才能(じぶん)に目覚めよう

マーカス バッキンガム 著, ドナルド・O. クリフトン 著, 田口 俊樹 翻訳英語のタイトルは「NOW, DISCOVER YOUR STRENGTHS」。人が持つ強み(才能)を、200万人以上のアンケートをもとに導き出し34種類に分類したギャロップ社が書いた本。本のカバーの裏にID…

090009: ドグラ・マグラ

夢野久作 著この本を読むものは一度は精神に異常をきたすという一大奇書。10年かかって書かれたとか。上主人公と同じく真っ白の状態からスタート。本当に少しずつ、全貌が明らかにされていく。めっちゃ怖い。下いよいよ話は広がっていく。現在読んでいると…

090008: ロジカル・ライティング

照屋華子 著社会人一年目の友人が先輩に薦められたと言っていたので僕も買ってみた本。ビジネスに関する文章の完成品の「歩留まり」を上げるという観点から、文章術というよりも文章の構成法についてメインに書かれている。具体的には、まず、テーマ、答え、…

090007: 一流芸能人がやっているウケる会話術

難波義行 著芸能人の会話術をモデルとして、一般人がどのようにすれば上手に会話ができるか、ということが書かれた本。類書(といっても読んだ本はごく一部です)とは異なり、次の4ステップで構成されている。1.正しい会話、上手な会話とは?2.聞き方3…

雑感: 頑張り+終わらせ

普段僕は、大学の研究室で研究を行っています。実験だけでなく、論文書き、後輩との相談、学会準備、雑務など色々なことをしています。人一倍頑張ってなんぼ、という部活に熱く燃えるのと同じ感覚で毎日頑張っています^^ただ、その中でもっとしたいのに、…

090006: 風が強く吹いている

三浦しをん 著漫画喫茶でなんとなくこの本の漫画を読み、熱いストーリーにがんがん惹きこまれた!最初に漫画で読むのはもったいないと感じ、まずは原作を読むことに。最初から最後まで「風」を感じる文体。走るために生まれてきた「走(かける)」エネルギー…

090005: 読むだけですっきりわかる日本史

後藤武士 著宝島社ランダムに読み中。日本史を大きく7つくらいに分け、それぞれの内容を気軽な、語りかけているような文体ですっきりとまとめて伝えてくれる本。日本史についてまったくといっていいほど知らないので、これで一度薄く広くベースの知識を学ぼ…

090004: カラフル

森絵都 著とても印象的な始まり。「『おめでとうございます、抽選にあたりました!』」ポップな文章。重いはずのテーマも、主人公が「一時的に参加」している立場だからか正面から捉えることができた。人生って簡単じゃないな、でも悪くないな、楽しんでいこ…

090003: 日本人の英語

マーク・ピーターセン著岩波新書名著。英語の思考が「入ってくる」イメージ。分かっても書けない、じゃ意味が無く、自分の中から感覚で判断できることが増えた。「ハートで感じる英文法」と一緒に読むとさらに良いと感じたので、復習しよう。