【リブロジ019】4.2 ストーリーは「流れ」
理系が文系に伝えるロジック。
目標は、ロジックを活用してビジネスの場においてチームのアウトプットを極大化すること。
ロジックを人に伝えるために必要不可欠な「資料作成」がこの4章です。
今回は「ストーリーは「流れ」」ということをテーマに。
よく聞くとは思うけれど、この内容のポイントをしっかり掴んで活用することが重要。
結局、聞いている人の頭に中身を残して(さらに感情を動かして)アクションを取ってもらうことで、話は前に進む。
逆にいっぱい話しても相手の頭に中身が残らなければ結局無意味(学校ではそんな授業もたまにありましたね、、、)
ということで流れのポイントを。
①流れには大きく2種類ある(大→小、芋づる)
②相手をびっくりさせない
③つながり言葉
今回はこの3点に絞ります。
①流れには大きく2種類ある
流れるように、を少し具体化すると
・大局を説明→詳細を説明
・芋づる式にロジックを並べる
の2種類に分けることができます。
基本は前者が好まれます。
忙しい人、その分野に詳しい人は大局だけで話を終わることも可能です。
また、聞いている人が全体像をまず掴むことで安心して話を聞くことができるメリットもあります。
一方、後者を選ばないといけない場合も存在します。
相手が受け入れにくい結論を伝える場合。これは順に積み上げることで相手の納得感を醸成してから結論を伝えることで何とかしよう作戦。
また、相手がガチガチに芋づるを好むことが分かっている場合も採用せざるを得ません。芋づるを好む人に対していきなり大局を説明したとしても、その相手は大局がうまく掴めず、むしろ不機嫌になってしまったりします。
ということで、流れには2種類あるというお話。
続いて
②相手をびっくりさせない
まー一回スライドなりレポートを組み立てたとして。
まず相手の気持ちになる(一晩~1週間の期間を空けられるとより良い)。
そして自分の内容を読んでいくと、論理展開に飛躍やねじれ、無駄な逆説が存在した場合、
「えっ!?」
となります。これがキーポイント。
びっくりしないような論理展開を心がけましょう。
ジョブスのプレゼンはプロの技。
基本はストレス無く話を流していきましょう(ジョブスの話を挟んでいるのは良くない例ですね)
③つながり言葉
細かいけど有効な話。
プレゼンでスライドを進める間に一言挟む。
これだけで聞いている人は安心します。
例えば
「まずは全体像を示します」
「続いては詳細を示します」
「ここで別の例を示します」
「最後に結論を述べます」
など。
スライド送ってる間は思考が宙に浮いてしまうので、地に足をつけてあげる。
一度使ってみてください。
ということで今回の宿題。
1.人の話で「流れ」が悪いと思ったことはありますか?その例を教えてください。
ほな!