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焦点

でっかいことに焦点を

090010: さあ、才能(じぶん)に目覚めよう

マーカス バッキンガム 著, ドナルド・O. クリフトン 著, 田口 俊樹 翻訳

英語のタイトルは「NOW, DISCOVER YOUR STRENGTHS」。


人が持つ強み(才能)を、200万人以上のアンケートをもとに導き出し34種類に分類したギャロップ社が書いた本。
本のカバーの裏にID番号がついてあり、その番号を使うと一度だけオンラインで34種類の中から、自分が持つ強み中で強いほうから5つピックアップしてくれる。
(ネット書店からの購入がおすすめです)。


この本のコンセプトとしては、人間は強みとそうでない部分をもっている。
普通、強みを伸ばすより、弱点を克服する方向で努力してしまう。
なぜなら、自分のは自分にとって当たり前のことなので意識が回らないために、普通はなかなか気づけず、逆に弱みは目につくので一生懸命対処してしまうということらしい。

他には、学校の勉強では100点が限界であるため、例えば5教科の合計で考えた場合には弱点を伸ばした方が効率的であった。しかし、学校以外の世界では100点満点ではない、つまり限界が無く、どこまでも伸ばしていけるものである。
そういった現実世界において、楽に、早く、強く伸ばしていけるのは弱点ではなく強みだということが主張されている。

半年前に実際に僕も強みの診断をし、結果をはじめて見た時には「あーそうなんかもなぁ」と思った程度だった。

しかし、それ以降その「強み」を意識しながら生活し、また過去行ってきた行動を振り返ってみたら、確かに「普通に」取り組んでも周りより楽に、楽しく、いい結果(単純比較はできないにしろ)が得られる面であったという思いを新たにしている。


もちろん全ての人は固有であるし、5つの強みでその人のことが全て分かるわけではない。
ただ、人間を理解するための補助線としては非常に有用で効果があるものだと考えている。

その理由としては、実際に行動が変わるから。


強みを意識して、あらゆる選択をその強みに沿う方向で選ぼうと心がけるだけで、人生が楽になるし、強くなる。

人によって効果は違うとは思いますが、一度やってみてもいいかなぁ、と人にお勧めできる一冊です。