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100044: 鉄則!企画書は「1枚」にまとめよ(69冊目)

パトラック・G・ライリー 著
池村千秋 訳

『THE ONE-PAGE PROPOSAL』
この原題かっこよくないですか?
明晰。

企画書を書くときは、A4一枚に必要な要素を全てまとめよ。
要素とは、タイトル、サブタイトル、目的、サブ目的、理由、予算、現状、要望である。

A4一枚にまとめるために、徹底的なリサーチと推敲を要求している。

【p.23】時間を節約したくて、1ページ企画書ならすぐに書き上げられるだろうと思っている人は、期待を裏切られるかもしれない。(中略)一時間やそこらで書き上げられるものではない。

言われてみれば、そらそうやな、と思う。
自分も、短時間で効果のある企画書が書けることを期待していた。
いや、違うか。
この骨法に従うことにより、闇雲に頑張るのに比べ一桁か二桁は時間の節約になるだろう。

必要最低限の情報について、出来る限り考え抜く。

必要十分なレベルまで磨き抜く。

スピードが大切。

完璧はない。
いかに十分なレベルまで企画内容と企画書を持っていくか、という観点で見ると、やはり実り多い本。


一度、上に書いた

タイトル
サブタイトル
目的
サブ目的
理由
予算
現状
要望

の8項目について、目の前の企画を練ってみると、これまでとは違ったものになるだろう。