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【読書録17002】入門考える技術・書く技術【スライド編】

プレゼン関連シリーズ。

今回は、名著、考える技術書く技術の翻訳をされた方が実務経験からまとめられた本。

 

入門 考える技術・書く技術【スライド編】

入門 考える技術・書く技術【スライド編】

 

 


この手の本はいくつか見たけど、本書のレベルの高さは異色。
コンセプトは、プレゼン資料でなく、スライドレポートを作るということ。
スライドレポートとは、『プレゼン資料』と『文書報告書』の両方で使える資料のこと。
『聴衆』と『読み手』いずれにも訴求しながら、結論と次のアクションに繋げる資料。
実務経験があればこのレベルの高さが分かってもらえるのではと、、、。

通常のプレゼンは、主が人で従がスライド。一方、報告書は、主が資料で人の補足説明が無くても通るものでないと意味がない。

この両方を包含する資料を作ることをターゲットに、考え方の基本からサンプル事例まで網羅してくれている本。

なんせサンプル事例が企業買収 笑

具体的な例としてはほぼ関係無くても、企業買収はおそらく最大級にお金が動く案件であり、そこで通用するものならよりシンプルな案件で通用しないわけがないでしょう、と。

いうことで
・考え方を整理したい人
投資銀行の資料の作り方(骨太バージョン)を知りたい人
・自分でもスライドレポートを作れるようになりたい人
は一度手に取ってみて損はないと思います。

 

そしてこれが名著の原著。

息を吸って吐くように使えるようになるまでくり返し読んで染み込ませたい。

 

考える技術・書く技術―問題解決力を伸ばすピラミッド原則

考える技術・書く技術―問題解決力を伸ばすピラミッド原則

 

 

 

ほな!