【リブロジ014】1.5 相手が知りたいことを知る
そんなこんなで4月も折り返し。
激動の春、ですね。
そんなリブロジ(理系が文系に伝えるロジック)。
今は第一章、「相手の理想(できるだけ高いところの)を理解する」です。
その中で最後の項目になる今回。
「相手が知りたいことを知る」
です。
今回の話はこの章の集大成。
まとめていきます。
そもそもこのリブロジでは相手に明確に伝えてチームでアウトプットを最大化しよう、ということがテーマです。
そのためには、まず、相手の思考内容を知ることが大事。
思考内容を知るために、思考のプロセスと相手が今持ってる理想を知ることで、相手に沿った伝え方をできるようになる。
特に思考のプロセスや理想は相手自身も明確に掴んでいないことがままあるので、そこをうまく汲み取ろうと。
そこまでの準備ができて、相手との話が建設的になっていく。
そんなお話です。
この章の話を要約していくと、
まず相手が決めたいかどうかを確認し、
相手の目標や思考のレベルを掴み、
具体的にどんなことがしたいかを明らかにして、
それに向けて既に知ってること、未だ知らないことを拾い上げよう。
そんな話をしてきました。
で、今回。
今までの話を頭においた上で、
「じゃー相手は何か知りたいか?」
という問いを持つ。
ここまでの準備ができて、やっと、この問いに辿り着きます。
いきなりこれをやっちゃうと、どうしても自分のバイアスで判断してしまう。
ここまでの準備があってこの問いを持つと、相手に沿った答えを導けます。
前提として自分のしたい内容はもちろんあるとして。
相手の理想を掴んで。
それらが重なるところに話を持っていって具体的なプロセスに話を進めていきましょう。
知りたいことを知るための切り口としてここでも「なぜ、なに、どうやって、今すぐ」を挙げておきます。
この切り口のうち、相手が知らないことで知りたいことは何か。
決して自分が完全に知っている必要はなく、相手が知らなくてもまだ問題ではない。
ただ、「知りたいことは何か?」という切り口で探っていく。
なぜが不足しているのか、
何が足りてなかったりずれてたりするのか、
計画が甘いのか、
じゃーいま何する、が不明確なのか。
その切り口で、相手が知りたいことを探っていって、話を前にすすめる。
ここまでやってもらえたならきっとできるはず。
「相手が知りたいことは何か?」
この問を持って話を聞いて、話をしてみましよう。
ということで宿題。
相手が知りたいことは、「なぜ、なに、どうやって、今すぐ」のどのジャンルか?
ひとつの事例で探ってみて、それを教えて下さい。
それでは!