焦点

でっかいことに焦点を

100086: 自分の考えをまとめる練習ノート(111冊目)

奥村隆一 著

まず問題を見える化し、次に具体的な策を検討することで解決に導く。そのために5つの図を使いこなす。5つの図とは、フロー図、ベン図、ツリー図、点グラフ、マトリクスのことを指す。同じ5つの図を問題の見える化と対策検討に使い分ける。前者は発散思考、後者は収束思考。似たものを軸として問題を引き出していくステップと、列挙された問題から具体的な策を導き出すステップ。混同しがちだが、明確にわけるのがポイントらしい。

実際に図を描いてみると面白かった。描いている過程でどんどん見えてくるものがある。論理矛盾、見落とし、過剰反応。これは自ら手を動かすことで明らかになるのかもしれない。

さらに、この5つの図を頭に叩き込んで、普段から人の話を聞くときに当てはめていくと記憶力理解力が増す感じもしている。

図解思考、ブームになっていて助かった。