焦点

でっかいことに焦点を

100075: 技術価値評価(100冊目)

ピーター・ボイアー 著

記念すべき当ブログ100冊目!は、技術価値評価。

技術者と経営者の間をつなぐ本。言葉のレベル、思考のレベルを一致させ、包括的な議論ができるようにする。そのことでより啓蒙された議論ができるようになり、発展に寄与しうる。

具体的には、研究開発段階の技術がどのように業績に貢献するのか、という価値評価のためのツールを提供してくれている。例えばDCF(Discunt Cash Flow)やNPV (Net Present Value)という手法である。そういった洗練された手法を用い、財務的に魅力あるプロジェクトを見極められるようになり、さらに財務的に魅力あるプロジェクトを創りだす力をつけ、最終的には潜在的投資家にプロジェクトを説明する力を得ることが目的である。

むずかしいよね。
だけど、難しいものにも価値があるとおもう。

F−1レースみたいなもの。
誰でも取れる普通自動車免許ではなく、鍛錬の末得られるライセンスでしか参加できない世界がある。
そっちの世界にむかってさらに積み重ねていこう!