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でっかいことに焦点を

ガラパゴス化

ガラパゴス化とは、日本の問題を指す言葉で、最近、脳科学者の茂木健一郎さんがツイッターやブログで繰り返し発言されている。
問題とは、日本人が日本の中だけにとどまって、自分の視野を狭め、世界の潮流から取り残されて生存が困難になるということを指摘している。

そういうこともあるかもしれない。
たとえば、楽天が海外の企業との戦いに勝っている理由のひとつは日本語の障壁があるためであると考えられる。
そこに安住してしまうとどんどん乗り遅れ、本質的な力がないまま続き、将来的に日本以外の市場に乗り込めなくなってしまう可能性はある。

しかしながら、本当に世界に踏み出す必要があるのか?
日本にiPadGoogleを生み出す必要があるのか?
アメリカ以外の国から生まれているのか?
ノキアサムスン、LGの勢いはすごいか。

そういう中で、日本はどうやって生き残っていくのか。
日本とはなんなのか?
日本企業のことを指す?
日本人?国家?

ここでは、企業と仮定しよう。
日本企業の儲けは一時期に比べれば減少している。
中小企業に回るお金も少なくなり、経営が苦しいようだ。
翻って、世界の現状はどうなのだろう。
アマゾン、Google、アップルは確かに儲けているし、先進的な経営方針をしているようだ。
目指すなら、そこか。
なぜ?
下見てもかわらんしね。
ガンガン儲けて社会に貢献という流れがいいよな。

そのために何ができる?
茂木さんは、原因の一つとして就活を挙げている。
均一な採用。
自由にチャレンジできない社会。
世界を直に目で見るということが人間の思考、感情、行動に与える経験は非常に大きいやろうな。
それをしていない人が多いし、大学をでたあと、社会に出るまでの間に自分で行くことは現実的に困難。
実際に壁もあるみたいやし。

昨年就活をして、今年新社会人になった身としても、一度就活を失敗してしまうとそのあとはお先真っ暗のような感覚に陥っていた。
どうとでもなる、という思いもある反面、どうにもならないんじゃないかという不安感。
結局受かり、自分に合っている会社で働き始めることができたと考えているが、どちらがよかったのか。

時間は待ってくれない。
うかうか生活するよりは、会社の中でハードルの高い仕事をする方が成長する。
長期的に見たらどうなのか?
底力は、、、