100017: 起きてから寝るまで英語表現700(42冊目)
監修:吉田研作
執筆/解説:荒井貴和・武藤克彦
世界を英語で構築する。
英語で意思疎通をするだけなら、
最低限の文章を丸暗記すればそう困難な話ではない。
ただ、英語で考えることができるかどうか?
そこが一つの壁だと思う。
英語で考えるためには、脳の中に英語で考える部位を作る必要がある。
英語で考える部位を作るためには、世界を英語で構築することが王道ではないか。
その考えのもと、
現在の英語に対する私の取り組みは、
身の回りの世界を英語で置き換えるというもの。
そのためにメインで使っている教材がこの本。
本当に信じられない量の英語関連の本が出ている中、
この本は20年前から息長く存在している。
この本の名前は知っていたが
昨年、内容が大幅改訂されたということで購入した。
この本がいったいどういうコンセプトかというと、
日常的な行動(起きる、寝返りを打つ、スポーツで汗を流すetc.)と
日常的なひとりごと(目覚まし5個もかけたのに?)を、
英語で言い換えるというもの。
改訂後ということで、「ICOCAにチャージする」など
ごくごく最近の行動も英文化されている。
正直のところ、英語を話すときに
自分で英文を作りながら話すのは、
現実的ではないと思う。
文章単位で、身の回りの行動とひとりごと(=思考)を
英語で置き換えていくことで
英語思考に一歩近づけると考え、
日々取り組んでいる。
即効性は期待できない。
学問は王道のみ。